【第8回】70代パーソナルトレで一番大事にしていること

こんにちは。
恵比寿女性専門トレーニング＆ストレッチサロンitomii
パーソナルトレーナーの伊藤みなみです。

第8回目の今日は「70代パーソナルトレーニングで一番大事にしていること」というタイトルでお届けします。

現在、私は小学生から上は70代の方までトレーニングしています。その中でもシニア(70代)のトレーニングの中で特に大事にしていること、それは疲れが次の日まで残るほど運動の強度を上げすぎないということです。

結局のところを体を動かすと疲れます。その疲れが程よい疲れであるということをすごく重要視しています。なぜなら、年齢が上がれば上がるほど回復する力っていうのは弱くなるからです。私たちが一晩寝て、疲れが取れたと感じる程度の疲れでも、シニア世代は次の日もその次の日も体がだるいなーとか疲れが残っているなあという状態になりやすいのです。トレーニングをするたびに寝込むほど疲れてしまうのは大変なことですし、運動習慣が続きません。なので、この運動だったら明日でもできる！ぐらいの軽めの強度に設定します。（シニア世代の皆さんは頑張り屋が多いので自分を追い込んでいく方が多いので軽めがちょうどいいです）そして必要なポイントをしっかり押さえてあるという風にシニアならではのトレーニング内容にしているのです。

他にも大切にしていることがもう一つあります。これは大前提なのですが、体を動かすこと、トレーニングを楽しむことを大切にしています。なぜかというと、運動することを訓練や、体操、真面目にきちんとやらなきゃいけない体育の授業みたいなそんな風に捉えている方がシニアの方は多いのです。

「すいません覚えられなくて」とか「一生懸命やっているんですけどなかなか先生の期待に応えられなくて」みたいなそんな言葉がトレーニング中に出てくる方もいらっしゃいます。真面目に一生懸命取り組むのは良いことですが、その要素があまりにも強いとすごく気持ちの面で運動することがプレッシャーやストレスに感じてしまうことがあります。なので、トレーニングは楽しみの一環！健康にいい趣味くらいの気持ちになってトレーニングができるよう常に笑いが出るような楽しい雰囲気作りを心がけています。

年代によって大事にしていることはこうやって考えてみたらそれぞれあるのかもしれないと思いますが、特にシニアのトレーニングほど運動のネガティブな面を感じさせないように、ということを心がけています。

パーソナルトレーニングは1対1で体づくりをして心と体を充実させていくものというふうに私は思っています。だから体だけが変わればいい、体だけが良い方向に行けばいいっていうのではなくて、やっぱり終わった後に気持ちもトレーニングして良かったなぁとか気持ちが明るくなったな、集中したなーとか思ってもらえたらいいなと思っています。

今日は70代パーソナルトレで一番大事にしていることというタイトルでお届けしました。また他の年代の大事にしていることだったりポイントみたいなことも他の回でお話しできればなと思っています。今日も最後まで聴いていただいてありがとうございました。チャンネル登録もよろしくお願いします！それでは皆様良い一日をお過ごしください♪

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