【第19回】バレエを踊るなら痩せていた方がいいんですか？

こんにちは。
恵比寿女性専門トレーニング＆ストレッチサロンitomii
パーソナルトレーナーの伊藤みなみです。

第19回目は「バレエを取るなら痩せていた方がいいんですか？」というタイトルでお届けします。

「バレエを踊るなら痩せていた方が良いのでしょうか」という問いに対して、私は小さい時からバレエをやってきて何度も何度もこのことを悩み考えてきました。

今トレーナーという仕事をしていて、YESでありNOという答えを出すのが今の会私の正直な気持ちなんじゃないかと思っています。

バレエを踊るなら痩せていた方が綺麗に見えるのは確かです。レッスンの時には体のラインがぴったり見えるようなレオタードを着ますし、本番の衣装はデコルテや背中、脚、場合によってお腹なんかも露出しているものが多いです。

バレエの動き自体も体を捻って使ったり、角度で綺麗に見えたり、曲線美を描いているものがとても多く、まあ痩せていた方が綺麗に見える場合が多いです。

私自身の話ですが、学生時代は特にバレエの先生に痩せなさい痩せなさいと言われてきた時期があり、自分で自己管理をして痩せれるようになった時期もあり、いろんなタイミングを経て思うのは痩せていても動いたりスタミナがあった状態で踊れなきゃ意味がないと思います。

痩せていて綺麗になってバレエをやる人としての体型になったとしても、疲れてしまって踊れないとか痩せてしまったことでケガをしてしまったり、健康を害するような状態になっては本当に意味がないです。

なので、バレエを踊っている方から痩せたいんですと体を絞りたいんですというお悩みをいただいた時に出す答えはいつも見た目で痩せているかっていうことよりも、動きやすいかどうか、自分自身の視点を大事にした方がいいですよとお話しします。

またこれが体作りの目安になります。

例えば、足を上げた状態でキープするのに今の体はあとどれくらい絞ったら楽に上げられるか？高くジャンプしたり速い動きもある、それに体がついていくのに心地よいかどうかっていうのがすごく大事だと思います。

最近では、体重の数字を追い求めるよりも見た目を気にした方がいいという考えがボディメイクの中にあります。数字に囚われるあまりに、健康を害する方がいるからだと思います。

バレエにおいては、似たようなこととして見た目のことばかり気にして健康を害するまで痩せてしまう人も中にはいます。

体を絞る、と言ってもどのようなやり方をしていくのが良いのか？運動だけでやっていくのか？レッスン回数を増やすのか？それとも食事を気をつけるのか？間食をやめるのか？いろんなやり方が無限にあります。自分がストレスを溜めずにできる方法がどれかをやりながら見つけていくのが良いですね。

まずは見た目よりも、動きやすさを第一に考えて欲しいです。

ちなみにプロのダンサーの体型を見たらもう本当に綺麗な方が多いです。ただそこを目指そうとしたら絶対に健康害しますよっていうことです。プロの方はプロの生活があってプロの体作りがあって今の状態を保っているわけで私たちのように普段仕事をしてバレエのレッスンに通っている状態では健康を害します。

怪我せず、健康に！バレエを楽しみたいですね！

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