バレエ上達のためのトレーニングには三段階あります！

こんにちは。
恵比寿女性専門トレーニング＆ストレッチサロンitomii
パーソナルトレーナーの伊藤みなみです。

当サロンではバレエ上達のためのパフォーマンスアップのトレーニングを行っています。このブログに初めてたどり着きましたという方もきっとバレエが上手くなりたい、と思って検索してきてくださっているのではないかな？と思います。

バレエのためのトレーニングには３つの段階があります。トレーニングをすると、体が変化し、筋肉を意識しやすくなります。しかし、ただトレーニングをしているだけではバレエに生かすことができません。今日はバレエ上達のためのトレーニング三段階をお伝えします。

段階１はあなたが踊れるようになるための必要なエクササイズを正しくできるということです。「踊っている最中にお腹が抜けやすい」という悩みを例に考えてみましょう。

最初にお腹を正しく使えているか？を必要なエクササイズを行って確認していきます。寝た状態で、四つん這いの状態で、立った状態で、あらゆる姿勢を取りながらお腹のエクササイズをしていきます。そもそもお腹を使えているか？使えているならなぜ抜けてしまうのか？姿勢ごとにお腹が抜ける原因を探ります。

原因を探って、ポイントを抑えながらエクササイズを行いますが、段階１ではお腹の力を抜かずにエクササイズできることが最重要。原因は探りますが、深く追及はしません。

段階２：エクササイズ内で目的とする筋肉・関節を意識して動かすことができる

段階２は「踊っている最中にお腹が抜けやすい」その原因を探った上で、さらに深く追及していきます。お腹が抜けてしまう原因が、例えば、肋骨が開きやすいからなのか、骨盤前傾になりすぎているからか、肩甲骨を下げる力が弱くて肩が上がってしまうからなのか、、、etcを探っていきます。

原因がわかれば、お腹のエクササイズ中にどの場所を意識してエクササイズしていけば良いかが見えてきます。

段階１のようにただお腹を意識してエクササイズできていればよかったのとはさらにレベルが上がり、段階２では、お腹が抜ける前に、抜ける原因となる筋肉や関節を意識して動かし、フォームを正すことができることが大切です。この段階２までができるようになれば、あとはバレエのレッスン中に実践していくのみです。

段階３：バレエのレッスン中に筋肉・関節を意識して使って踊れる

段階１、２を踏まえた上で、バレエレッスン中に筋肉・関節を意識して使って踊れることが段階３です。

お腹が抜けないように、レッスンが始まる前にお腹を意識できるようにするための段階１、２で行ったエクササイズをウォームアップとして行います。そしてバーレッスンがスタートしたら、シンプルな動きの時からお腹が抜けないように意識していきます。無意識でできるようになるまで、一つ一つのバーレッスンの曲のたびにお腹を使えるように意識します。時にはお腹が抜ける原因となっている弱い筋肉も意識します。

速い動きだとお腹が抜けずに意識できた、ゆっくりの動きの時はお腹が抜けてしまった、バーレッスンは良い、センターは微妙、などその時々で体の状態や感想は違うと思います。

段階１、２をトレーニングで行い、段階３はバレエのレッスンで実際に試す場と考えるのが良いでしょう。１＆２→３を一度ではなく、繰り返し行うことでトレーニングがバレエに生かされ、例である「お腹が抜ける」お悩みを解決できます。

私自身、バレエのレッスンではこの１・２・３段階を常に繰り返しています。もうこれを繰り返すのが当たり前というくらいに自然にやっています。「前回よりできた」「意識しやすくなった」進歩が見られると嬉しいですし、ますますバレエが楽しくなります^_^ 「これは苦手なところだな」「エクササイズが違うな」などの気づきがあると、またトライしてみようとも思えます。トレーニングをすることでこれからももっともっとバレエを楽しんでいきたいと思っています。

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