【第26回】大人バレエのお悩み”怪我をしたら休むしかないのでしょうか？”

こんにちは。
恵比寿女性専門トレーニング＆ストレッチサロンitomii
パーソナルトレーナーの伊藤みなみです。

第26回は「大人バレエのお悩み”ケガをしてしまったら休むしかないんでしょうか？”にお答えしていきます。

ケガをしてしまったらバレエのレッスンは休むしかないですか？何か出来ることないですか？というようなお悩みをいただきました。どこを怪我をしたのかにもよると思うんですけれども、おそらくその怪我はレッスンをすると痛みが生じるものだと思います。足首、膝とか肩とか、まぁいろいろあると思うんですが、まずは病院の先生に診てもらって診断していただくのが一番いいと思います。

そこからどういうことをしていけば直りますよというような指針が出ます。だいたいはバレエのレッスンをちょっとお休みしましょう。1ヶ月とか1ヶ月半とかお休みしましょうと言われると思います。それで痛みが引いてそこが完全に治ってからいよいよバレエのレッスンに移ることができます。痛い間、完全に治りきっていない間にレッスンするとおそらくその体の痛みだったり、不具合がまた出てきてしまいますよと病院の先生に言われるかと思います。

なのでケガをしてしまったら私はバレエのレッスンを完全に休んで体を回復することに専念するのが一番いいと思います。結果的にそれが早道です。近道です。痛いのを無視して、この動きだったらできるかな〜とできるところだけやろうとレッスンにいくと、結局、痛いところをかばって変なところに力が入ってしまいます。レッスンに行くと踊りたい気持ちになってしまうので、私はレッスンは完全に休むのがいいと思います。

特に足首とか膝とか下半身のケガだったりすると、その痛みだったり怪我が癖となってまたちょっと無理をしたときに出てきてしまう・・・なんてこともあると思うのでまずは完全に治す。でも何もせずにただ休んでいるのは筋肉も落ちますし、感覚も落ちますし、それはあの無理だと思うので、私のお勧めはとにかく体幹のトレーニングをするということだと思います。

柔軟性をあげたいとか股関節柔らかくしたいとか色々とあると思うんですけどまず体幹のエクササイズをする。いろんなエクササイズがYouTubeあるんですけれども、例えば深呼吸をしっかりしてインナーを使えるようにする、お腹のトレーニングも勢いをつけてやるんじゃなくてしっかりとお腹をへこませて意識したまま動かすとか、肩甲骨のエクササイズとかそこのケガをしてしまった部位を動かさなくてもできるエクササイズっていうのは無数にあるんですね。

そういうのを地道にやっていく中でまた自分の体の発見があったりとか、こういうところできてなかったなこれは得意だったなーみたいなのが出てくると思うので、そういう風なトレーニングをするっていう方向に行くことも良いと思います。他にもそんなに激しい動きじゃなかったらできるエクササイズだったりトレーニングもいろいろあるので、例えばヨガやピラティスに挑戦してみるとかバレエの動きでできないけど他のだったら出来るみたいなことに挑戦するのもいいと思います。

ケガをしてしまったらすごく気持ちがネガティブになって、早くバレエを踊りたいとなると思うんですけど、ここは体のレベルアップと言いますか、基礎の底上げというような時間にしてその間休んでる間1ヶ月2ヶ月とかっていう時間をの有意義な時間にしてまたバレエに生かすっていうようなそういう体作りの時間にしていただくのがいいんじゃないかなと思います。

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