こんにちは。
中野区 女性専門
トレーニング＆ストレッチサロンitomii
パーソナルトレーナーの伊藤みなみです。

 

 

 

 

バレエを怪我なく楽しく踊り続けたい、そんなバレエを愛する人のための「バレエのためのパーソナルトレーニング」。発信し始めて、5年以上経ちます。こんなに真剣にバレエを楽しんでいる方がたくさんいらっしゃるんだととても嬉しくなりました。今日は最近のトレーニング内容、そして何をトレーニングで伝えているかをまとめました。

原点は私自身が苦手を克服したこと

このバレエのためのパーソナルトレーニングは、トレーニングによって私自身がバレエの苦手を克服できた体験から始まりました。まさに原点と言えるものです。

バレエだけをやっていた時より、トレーニングを始めてからの方が体をコントロールして踊れるようになったと感じることが増えました。同時に体の痛みや不調のトラブルも減り、ダンスだけにどっぷり浸かっていた学生時代よりも体の調子が良くなりました。

トレーナーとして活動していく中で、痛みなく、動ける体でいつまでも楽しく美しく踊り続けたい、そんな希望を叶えるためのトレーニングを伝えたいと思い、発信を始めました。

 

最初は断片的なことだけを伝えていた

ピラティスから始まり、筋トレ、ストレッチを学び、バレエに生かしていったことをいざ他人に伝えようと、5年ほど前から発信をし始めました。同時に指導もスタートしました。

初期のブログやYouTubeを見返すと、すごく断片的なことを伝えていたな〜と感じます。

例えば、「タンジュでつま先を伸ばす」「アームスの位置」「アンドゥオールでの脚の上げ方」など1つ1つのピースの話です。このピースが大事なので押さえなければいけないのは確かです。しかし、このピースをどう踊りに繋げ、生かしていくかが重要なのです。

「エクササイズとしてはできるのに、バレエのレッスンで踊れない。」「バーレッスンではそこそこ動けるのに、センターレッスンとの動きに差が生じてしまう。」こんなお悩みを感じていませんか。これを解決しなければ、本当の意味で踊れるようになったと言えないですよね。

 

ピースを繋げる体の使い方が「踊れるようになる」近道

では、1つ1つのピースをどのように繋げて踊りに生かしていくか。

例えば、 アラベスクをするときに

・つま先を伸ばす
・股関節から脚を上げる
・上半身を持ち上げる

と言ったそれぞれのピースがありますね。これを同時にやるとします。ほとんどの人はそれぞれのピースを1つ1つぶつ切りで考えていると思います。しかし、このピースをトレーニングよって繋げながら、連動させながら踊ると、

前鋸筋＆体幹を起動させるから
↓
上半身が自然と持ち上がり
↓
お尻が入りやすくなって股関節から脚が上がり
↓
その結果、つま先まで力が自然と届く

このように体が動きます。ピースを「繋げていく」ことができて、始めて踊りの中に生かされます。

もちろん、この体の使い方は中級レベルなので、いきなりはできるようにはなりません。まずはピースを把握することからが大事です。

バレエの先生に言われている1つ1つのことができる・わかるのに、実際に踊るとどこかが抜け落ちてしまう方にはとても有効な体の使い方です。

ピース1つ1つができるようになったら、さらに次の段階へ進み、自分の体をコントロールして踊るということをトレーニングではお伝えしています。トレーニングでやったことを、自宅でのエクササイズやバレエのレッスンでどんどん実践すると、今までより踊れる自分になりますよ！

 

最後に

そんなこんなでバレエのためのパーソナルトレーニングで伝えていることが少しずつ変化していることに今年の初めに気がつき、これはブログに残さなくては、と思った次第です。(笑)

バレエのレッスンはあくまでもバレエを踊ることなので、体の使い方や苦手なエクササイズまでは到底時間が足りません。より踊りを楽しみたい、という人こそ、トレーニングを。自分の体を知り、苦手を知る。これを知るだけでも、向かう先が変わると思います。

以上、バレエのためのパーソナルトレーニング内容まとめ2025でした。

バレエ上達のためのトレーニング三段階〜どのように踊りに落とし込むか

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