体が硬くてもバレエが上達できる3つの理由
【Reblog:2019.08.21】
こんにちは!
ホームページにお越しいただきありがとうございます。
恵比寿駅徒歩4分 女性専門 トレーニング&ストレッチサロンitomii
パーソナルトレーナーの伊藤みなみです。
「私って体が硬い・・・・」「ストレッチをしても体が柔らかくならない・・・」
だから思ったように体が動かせない。踊れない。
そんな風に思っていませんか?
体が柔らかくないことをそこまでネガティブに考えなくても大丈夫です。
前屈でおでこがべったり膝につかなくても、180度開脚できなくても、バレエは上達できます。
今日は体が硬くてもバレエが上達できるようになる3つの理由をまとめました。
理由1、バレエの上達は総合力で決まります。
「前屈がべたっとつく」「開脚が180度出来るようになる」
体が柔らかい代表例だと思います。確かに見栄えがいいですよね。かっこいいです。
しかし、これができるようになったからと言って、バレエがうまくなるわけではありません。
バレエは派手に見える回転や足の上げる高さだけではなく、手の動きや音の取り方、ポーズの角度などを総合して踊りができています。全てが組み合わされ、トータルで美しさが生まれます。
うまく踊れるようになりたいという気持ちがストレッチだけに向くのはもったいないのです。
体を酷使せずとも、手の動きや音の取り方、体の角度の使い方などを磨くことは可能なのです。
理由2、ストレッチだけではなく、筋トレも必要!
バレエのレッスン前にストレッチを行うことが一般的ですが、それと同じくらい筋力トレーニングが必要です。
例えば、開脚や立位でのY字ストレッチなど、足を高くあげるためのストレッチ。実は、それを行っただけでは足を希望の高さに上げることができません。それはそれぞれの角度でのキープする(止めておく)筋力が育っていないからです。
足を45度、90度、135度とキープする。素早くまたはゆっくりとそれぞれの角度に上げる。
ある可動域まで足を上げられるようストレッチをしたら、その可動域全てでキープできなければ踊りには生かすことができません。
足をキープするための筋力、そして足をキープするときに耐えられる体幹が必要です。ストレッチと並行して、筋トレも行う。
バーレッスンではうまくできても、センターレッスンで思ったように体が動かないのはそのせいなのです。
理由3、滑らかな動きは柔軟性ではなくコントロール力。
例えば、腕の滑らかな動き、プリエの膝の柔らかさ、動きと動きのスムーズなつなぎ(パ)・・・・
動作がスムーズで滑らかであるということと筋肉が柔らかい、ストレッチがしっかりできているというのは全く別のことなのです。
私たちは目の前のコーヒーカップを手に取ろうとしたときに何も考えずに手に取っているように見えて、あらゆる筋力と関節を動かしカップを手に取っています。
バレエでも同様に、頭の中でのイメージを体に伝え、その通りに動かせるように体をコントロールします。
滑らかな動きほど難しく、何度もなんども繰り返し、動かしていくことで、動きが体に(脳)に刷り込まれます。
今日は体が硬くてもバレエが上達できる3つの理由をまとめました。
体が硬いのでバレエができない、そんな風に思う必要は全くありません。それは、他にもやることが、やれることが沢山あるからです。
もし、バレエが柔軟性だけの芸術であれば、私はとっくに続けることをやめていたかもしれません。
まだまだやれることがあります!
ご自身の体を知って、必要な部分を強化して、どんどんバレエを楽しんでいただきたいと思っています。
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