【妊娠トラブル体験談】股関節痛・腰痛のためのセルフケアと心がけ

こんにちは。
中野区女性専門
トレーニング＆ストレッチサロンitomii
パーソナルトレーナーの伊藤みなみです。

妊娠中の体のトラブルは大なり小なりどんな人でも起こり得るもの。現在、第二子を妊娠中で母子ともに健康に過ごしておりますが、妊娠トラブルはあります。今回はお尻の痛み、股関節の痛みに悩まされました。これを緩和させるべく、やったことをまとめました。

なぜ股関節が痛くなるのか？自分の体の状態を知る

元々、右の股関節に不具合が出やすいこともあり、常にメンテナンスを意識してセルフトレーニングしていました。なので、妊娠でお腹が大きくなるにつれて股関節に負担がかかるのは予想していました。しかし、思ったより早い23wで痛みを感じ、これはまずい、と。おそらく第一子から間もない妊娠であるということが関係していると思います。股関節や内ももの痛みだけでなく、腰痛やお尻の痺れ感も感じました。

まずはなぜこの痛みが出るのか、自分の体の状態を知ることから始めました。この動画がイメージしやすく、とても参考になりました。

セルフケアで股関節痛をしのぐ！根本解決は産むこと

この股関節痛をなんとかしのぎたいと思い、上の動画を参考にセルフケアを行いました。

①ストレッチポールで背骨を整える
②お尻を筋膜ボールでゆるめる
③骨盤周りを温める

この3つを行いました。

①お腹が大きくなるにつれ、どんどん腰が反って骨盤が前傾します。これがお尻の筋肉に必要以上に負担をかけています。そこで、ストレッチポールに乗りました。ポールに乗ってゆらゆら揺れたり、腕を動かすだけ。次第に反っていた背骨がポールに沿うようになり、反り腰が無理なく元の良い姿勢に戻っていく感覚がありました。

②お尻の収縮が坐骨神経を圧迫しているのが痛みの原因です。お尻のストレッチをしたいところですが、お腹が邪魔をしてうまく伸ばせないこともあり、筋膜ボールを使いました。お尻の下にボールを置いて、じっとするだけ。日によってお尻の痛みもバラバラなので、その時の痛みの箇所に合わせて行いました。

③これが意外によかったのが、温めること。一番痛みを感じていた時にやりました。お尻にホッカイロや、電子レンジで温めて使う短時間カイロなどを使いました。デスクワーク時や寝る前などにやるようにして、とにかく温める。筋肉が緩むと、痛みも緩み、快適に過ごせました。

この3つをセルフケアとして行いました。全てが万人に効くものではありませんが、参考になると幸いです。注意しておきたいのが、このセルフケアは根本解決を促すものではないということです。この痛みを根本から解決するには、赤ちゃんを無事産むことです。産めば股関節への負担は一気に無くなります。

ただ、坐骨神経痛的な痛みは放置すると、大事になったり、産んだ後も痛みだけ続く場合もあるので、我慢せずに快適に過ごせるよう対応するのが良いと感じます。

不快感を無視しない！快適な妊婦生活に自分を導くコツ

妊娠期は何かと体の不快感を感じるものです。元気そうに見える人でも大なり小なりトラブルはあります。ただこの不快感を無視せずに、快適に過ごすためにできることは何でもやったほうが良いと思います。しんどいと思って無視しても何も変わりません。良いと思うできることをやっていく、それが快適な妊婦生活を過ごすコツです

私自身、セルフケアと並行してプロの力を借りてボディメンテナンスを行なっています。「ここで無理すると疲れが出るな」と思った時は一旦休むようにしています。2度目の妊娠でようやく快適に過ごせるようになったと感じたので今回ブログを書きました。

ちなみに、今回紹介した股関節痛は、一時はしんどかったのですが、セルフケアと共に時間が経過すると何ともなくなりました。刻一刻と、赤ちゃんが大きくなっていくように、お母さんの体も変化しているのだと感じます。

このような不快感のトラブルを「妊娠しているから」の一言で片付けずに、堂々と快適さを追求していただけたらと思います。以上、【妊娠トラブル体験談】股関節痛・腰痛のためのセルフケアと心がけでした。

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